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医療通訳 今日も出会いに感謝

今日の医療通訳のクライエントは、地質学の専門家の40代女性。
英語、フランス語、イタリア語などもできて日本語もN3レベルはあると思われる知的な方。
仕事でヨーロッパに12年もおられたそうだが、世界の情勢を見て、アジア人の自分はアジアに拠点を移した方がよいのではないかとふと思い、友人のいる日本に来られたとか。
現在は、イタリアで偶然知り合って仲良くなった日本人女性宅に下宿(?)されている。
そのご友人の日本人女性が途中で心配して見に来られたのだが、とても魅力的な飾り気のない心の温かい方だった。

その日本人女性は最近ご自身のお母さんを、クライエントのインドネシア人女性は弟さんを亡くされたそうで、お互い支え合ってこられたご様子で、心が温かくなった。
おまけにこのご友人の日本人女性、まだ小さいお子さんが二人、猫が二匹もいて、これまでお母さんの闘病もあり、会社まで経営されているというのに、彼女のホームステイを引き受けられていてその度量の大きさに関心することしきり。

通訳をしている利点のひとつは、良い出会いに恵まれること。
今日も感謝の一日。

どうぞ彼女の病状が一刻も早くよくなりますように。

# by rahasia_kecil321 | 2019-02-08 17:38 | bahasa 言語

外国人救援のためのNGO

昨年から知人に頼まれて、「外国人が最後に頼みの綱とする」と言われるNGOの通訳ボランティアを引き受けている。
プライバシーの問題があり詳細を記すことはできないが、家庭裁判所等での調停通訳である。
自分の国ではない場所で大きなトラブルが降りかかり、それを母国語でない言葉で解決していくのは外国人にとっては容易なことではない。
自分が通訳を頼まれるまで、そんな組織があることすら知らず、そこに関わって外国人を救おうとする人々がいることに感動すら覚えた。
私にできることは、語学を磨くことはもちろん、法律、行政に関わる知識をなるべく得ること。
与えられた役目に焦点を合わせ、努力していくことが今年の目標。
どこの国の人であれ、ひとりひとりが、特に子ども達が幸せになれる社会でありますように!




# by rahasia_kecil321 | 2019-01-05 15:40 | volunter ボランティア

読書会 シンプルに生きる

月に一度、読書会(?)に参加させてもらっている。
インターナショナル・チャーチの女性グループの集まりで、読んでいる本は、ビル・ハイベルズ著『素的(シンプル)に生きる』。
原著名は、”Simplify : Ten Practicies to Unclutter Your Soul" by Bill Hybels

たまたま参加者の職業が、臨床心理士や言語聴覚士、看護師など、癒しに関わる仕事が多いので、心の悩みなどに答えてもらったり、また専門職の方でも私と同じように悩まれるんだなぁと思って慰められたりしている。
月に一度だが、年齢、職業等が違っても人の悩みはそう変わらないのだなぁと思わされる。

今月のテーマは、「恐れ」。
いかにして「恐れ」の思いを解放していくかを本から探っていく。
それぞれの「恐れ」をシェアしたり、静まって一人で分析していく作業の時間も。
また聖書のみ言葉を味わいながら、「シンプルに生きる」ヒントをもらう良い時間となった。

前回のテーマは、「赦し」。
次回もまた楽しみ。



# by rahasia_kecil321 | 2018-02-04 16:03 | そのほか

帰国前日お疲れ様会  

EPA介護福祉士候補生として4年間働き、今日帰国のAさん。
私にとっては4年前に日本語と国家試験対策を施設で教えることになったはじめての生徒さん。
そのAさんより連絡をもらい、昨日、つまり帰国前日に一緒にインド料理屋で食事し、その後カフェで最後のお茶をした。
本当に色々なことがあり、涙にくれた日もたくさんあったのを見てきたが、日本でフィアンセとなる人に出会え、日本語検定2級も合格し、得るものもたくさんあったのではと思う。
次のステップへと胸を張って向かっていってほしい。

が、気になったことは4年間常勤で働いてきたにもかかわらず、彼女には施設から退職金が一銭も払われなかったいうこと。
担当者の方いわく、「候補生にはこれまでも退職金を払っていません」とのこと。
同じように年数働いた同施設の日本人には支払われ、また別の施設のEPA候補生には払われているにもかかわらず。
原則、EPA候補生の待遇は「日本人と同じ」とのことだが、実際には施設と個人の契約によるものらしい。
本人たちが施設とのマッチングと契約の際に確認するしかない、ということかと思うが、なかなか最初の段階で話せる話題ではないのでは。
海外から来て多くの高齢者を重労働で支えた彼・彼女らに、最後に相当の報酬があるべきと考えるのは、私だけだろうか。







# by rahasia_kecil321 | 2018-01-31 13:20 | そのほか

キリスト教墓地の問い合わせ

先日、インドネシア語教会の牧師先生より電話があった。
インドネシア人のパパと日本人のママを持つクリスチャンの7歳の女の子が病気で亡くなり、ご両親がキリスト教の墓地を探しているので、遺灰を受け入れてくれる教会がないかという問い合わせだった。
その御両親からも直接私に電話があった。
彼らの所属する関西のインターナショナル教会は、墓地を持っていないのだとか。
ご事情を聞いて、知人のアメリカ人牧師などに電話で尋ねたり、インターネットでキリスト教式共同墓地の情報を調べたりして、その結果を伝える。
後日、ご両親より電話があり、受け入れてくれる教会の墓地が見つかったとのこと。
結果的に私の情報はお役に立てなかったが、インドネシア語教会の牧師先生からも報告とお礼の電話があった。

生まれること、暮らすこと、病気をすること、亡くなること・・・日本に住むインドネシアの人々、また外国籍の人々のすべてのことに、神様が寄り添われ、慰めと励ましがありますように。

# by rahasia_kecil321 | 2018-01-12 14:18 | そのほか